大学生が見た農業の最前線

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特集 「農業で働く」ってなんだろう!?~イメージを変える農業者たち~

未来農業 Short Legs Group / 山梨県
~ 三者三様!就農ヒストリー ~

加賀見 進さん (加賀見桃農園 代表)

―就農のきっかけを教えてください。
 実家が農家で「農家なんてかっこ悪い。絶対に農家だけはならない!」と思っていましたが、サラリーマンを辞めてフリーターをしていた25~26歳の頃に「もう歳とってできないから帰ってきて手伝いなさい」と両親から言われたことと、人並み以上に給料を稼ごうと思ったら自分で事業をやるしかないと思い就農しました。それが27歳の時なので、今で就農10年目です。
 作目は桃オンリーで、品種はだいぶ絞っていて7~8種類です。就農当時から親とは経営を切り離していますが、最初は3反から始めたので経営的にキツかったですね。そこで地元の人脈をフルに活用し、5年間で1町2反まで広げました。

―学生に一言お願いします!
 山梨県は桃の産地ですが、主にそれを支えているのは60~70代の農家なんです。産地を維持するためにも若い人たちにどんどん入ってきてほしいですね!

雨宮 幸生起さん (雨宮桃園 代表)

―就農のきっかけを教えてください。
 大学卒業後1年間ほど教員になるか家業の農業に入るか迷っていましたが、農業の方が自分のライフスタイルに合っていると思い就農しました。両親が楽しそうにやっていたのも影響していますね。現在は両親と私の3人で、約2町歩の面積、約400本の樹を管理しています。  私は23歳で就農して、今で就農13目です。就農後5~6年は「やらされている」感があり面白くなかったのですが、栽培方法や販路等を主体的に考えられるようになってからは面白くなりましたね。加えて30歳の頃に若手農業者の集まりに入り、自分より若い農家が主体的に経営をしている姿を見て刺激を受け、農業経営への意識も変わっていきました。

―今後の目標を教えてください!
 現在親は70代ですが、まだ経営移譲はしていません。今はどのタイミングで経営移譲するかを話し合っています。移譲後、ゆくゆくは法人化もしたいですね。

長谷部 野歩さん (桃の家 長谷部商店 代表)

―就農のきっかけを教えてください。
 家は非農家ですが親戚に農家が多く、その縁で新規就農し、今で7年目です。
 私は高校卒業後、工務店で働いていたのですが、ヘルニアになり退職し療養していました。療養明けに動けるようになり、小さい頃以来ですが農業の手伝いに行った時に「会社勤めと違い自分で時間が決められる仕事は面白い!」と思いました。それと「仕事してないんだし農業すれば?!」と言われたのも大きかったですね(笑)。地元での就農ということもあり、農地の確保は苦労しませんでした。

―作目は葡萄ですか?
 葡萄と桃ですね。最初は設備投資がかからない桃から始めました。桃は植えてから良い実が採れるまで3~4年かかるので、研修中から苗木を植えたり、すぐに実が採れる成園を借りたりして、独立後すぐに収入があるよう準備しました。葡萄も生育が順調ですし、規模拡大も予定しているので、楽しみです!

未来農業 Short Legs Group

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