大学生が見た農業の最前線

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農業界OBOG訪問 【Vol.1】

多くの学生が通るであろう就職活動の道。悩みや不安を抱える学生も多いのでは…?
そんな時、少し上の先輩のお話が参考になることも多いはず!
そこでこのコーナーでは、農業界で働く先輩たちに、
学生時代の就活の様子や今の企業に就職した理由などをたっぷり伺います!

今回の訪問先

アグリコネクト株式会社 [食と農業専門のコンサルティング企業]

お話を伺った社員さん

●寺澤 朱梨さん [写真右]
・新卒2年目
・卒/大阪大学 外国語学部 スワヒリ語専攻

●堀川 風花さん [写真左]
・新卒1年目
・卒/明治大学 農学部 食料環境政策学科



寺澤さんの就活

―どのような就活生でしたか?
 「就活しなきゃ!」という考えを最後まで持たない就活生でしたね。そもそも「なんでみんなが同じ時期に就職しなければいけないのか」が全く理解できませんでした。
 農業を意識したのは3年生の3月頃です。「働くとは何か、生きるとは何か」を深く考えている時に、「人は生きるためには働かなきゃいけない。じゃあなんで生きているんだろう。それは幸せになるためだ」という考えに行き着きました。自分の幸せな時を考えると、天気が良い日、友達といる時、そしてご飯を食べている時という3つが浮かび上がり、その中で「職業につなげていけるとしたら食の部分かな」と思い、その食の本質である農業に辿りつきました。

―周りはどのような反応でしたか?
 最初は就農も考えていましたが、友達には「今まで勉強してきたのに何で就農?」と言われました。その時に「みんな本質が分かっていない。生きていけるのは野菜やお肉があるからなのに。農業を就職の選択肢として考えてもいいはずなのに」と思い、「農業を選択することを当たり前にしたい。それなら業界全体を見ている会社に就職しよう」と考え、行き着いたのが当社です。
 入社後は早いうちから色々な仕事を任せてもらえたり、農業を学んでこなかった私には新たな発見も多く、毎日が刺激的で楽しいですね。

―面接はどのように臨みましたか?
 素直でいることと、面接官の方と普通に楽しくお話ししようという心持ちで臨みました。当社の他には大手商社など3社程を受けて内定もいただいていましたが、どこも同じ気持ちで臨んでいましたね。

―最後に学生に一言お願いします!
 「就活で落ちても死なないし!」という気持ちで挑んでほしいですね。面接では謙虚さも大切ですが、落ちてもシュンとしないくらいの厚かましさがあると良いと思います。最近は当社の面接担当もしていますが、面接官の視点から新卒に求めるものは、スキルよりも一緒に働きたいかどうかです。面接時は「こういう点を評価してほしい」とか「ここは見られたくない」などは考えず、自然体でいることが大切だと思います。
 あとはポジティブに考えること!何が必要なのかを整理したり、自分の軸を持って挑めば、道は開けると思います。


堀川さんの就活

―大学ではどのようなことを学んでいましたか?
 地域活性について学んでいました。実家は北海道で農業をしているのですが、高校生の頃にTPPが社会問題になっていたことや、父との会話の中で、安定しているように見えていた家業の経営が実は国の補助金で成り立っていることを知り、農業への不安や危機感を感じました。それをきっかけに農業や地域活性に関わりたいと思うようになりました。
 進学当初は「大学に4年間通えば地域活性のプロになれる」と思っていましたが、限界があると知り、もっと学ぶために企業インターンへ行こうと思いました。その時に発見したのが当社で、大学3年生の春から1年間インターンをしていました。

―それでは、就活は御社だけを考えていたのですか?
 いいえ、逆に考えなかったですね。地域活性は結果が出るのに5~10年程かかると実感し、それに耐えられるかな・・・と思いました。私は「最初の5年間はバリバリ働いて、その後は結婚して子供もほしい」と思っていたので、地域活性の要素がありながらも結果がすぐに出る業界を見ていました。

―自己分析などはされましたか?
 「人生のモチベーショングラフ」を書き、自分は何に興味があって、何に価値を感じるのか、などを考えました。その軸を定めた後で、自分に合う業界を探しましたね。
 そこで辿りついたのがウェディングプランナーでした。ただ面接時には「ウェディングより農業を語ってる方が楽しそうだけど大丈夫?」と言われることも多く「傍から見てもそうなんだな」と感じました。それでも全ての会社から内定をいただきましたが、じっくり考え直して、最終的には「もう一度ここで挑戦しよう!」と思い、当社への入社を決めました。

―今後の目標を教えてください!
 相手のニーズを上回る価値を提供できる力をつけていきたいと思っています。将来的には地元に戻り、地域の人たちを引っ張っていきたいですね。最終的には町長になりたいと思っているくらいです(笑)。

―最後に学生に一言お願いします!
 やりたいことを探したほうが良いと思います。その上で希望する会社が自分に合っているかを考えてほしいですね。そうすれば自分の言葉が出てきて上手くいくと思います。

公式サイト

 アグリコネクト株式会社 http://agri-connect.co.jp/




※記載情報は取材当時のものです。
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