大学生が見た農業の最前線

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特集 農業に一歩踏み出す!~体験から就農へ~

将来、農業を仕事にする人(農業法人への就職や新規就農)を増やすためには、まずは現場を体験することが重要!そこで今回は「農業に一歩踏み出す」きっかけになる取組みについて、体験やインターンを実施している経営体にお話を伺いました。加えて、学生時代の体験を通して移住・就農をされた方に、当時の心境の変化や今後の目標などを伺いしました!


●まずは農業を体験できる方法の一例について見てみましょう!

市民農園

「野菜を作ってみたい」と思った時に、手軽に始められる方法として市民農園の利用が挙げられます。
市民農園の開設方法は、
① 「市民農園整備促進法」によるもの
② 「特定農地貸付法」(特定農地貸付けに関する農地法等の特例  に関する法律)によるもの
③ 農園を利用して農作業を行う「農園利用方式」によるもの
の3形態があります(※開設のためにはそれぞれ細かい要件があります)。
開設者は、地方公共団体、農業協同組合、農家(農地所有者)、企業、NPOなど多岐に渡り、全国で4,223箇所(平成29年3月末現在 ※1)あります。
これらの農園を利用したい場合は、無料か有料か、農作業の道具や種などの準備は必要か、畑の管理者がいるか、利便性はどうか、など自分にあった利用条件で探してみると良いでしょう。

観光農園

観光農園とは、「農業を営む者が、観光客等の第三者にほ場において自ら生産した農産物の収穫等の一部農作業を体験または ほ場を観賞させて代金を得ている事業」(※2)のことを指します。
利用者は特に準備をする必要はありませんが、季節によって開園時期が決まっている場合が多いので事前に調べておきましょう。
なお、全国の観光農園における年間総販売金額は、平成28年度では約392億円となっています。(※3)

農業体験・研修・バイト

第三者に向けて開かれた農場での体験からも多くの学びを得ることができますが、「もっと現実を学びたい」という方は実際の農業現場へ行ってみましょう。
方法には、日帰り農業体験やバスツアー、援農や農業ボランティア、農作業バイトなど様々な形がありますが、「仕事のお手伝いをする」「学びを深める」という意識で参加しましょう。

農業インターンシップ

もっと本格的に農業を体験してみたい人には農業インターンシップがあります。
農業インターンシップとは、「興味ある業界の会社で職業インターンシップを行うのと同様に、仕事としての農業に関心のある方が、実際の農業の現場で就業体験できる制度」(※4)のことです。受入先は全国の農業経営体で、作目も稲作・野菜・果樹・酪農・肉牛・花卉など様々です。
実際に現場で体験することで、農業という仕事が自分に合っているかどうかを知れたり、作目の特性について、経営体による作業方法や経営方法の違い、その地域の特性や働いている人の温度感、など本やネットでは分からない情報もたくさん知ることができます。特に就職先として考えている農業法人がある場合は、就職後のミスマッチを防ぐことも兼ねて参加されることをオススメします。


【引用】

(※1)農林水産省 「市民農園を開設するには」
 http://www.maff.go.jp/j/nousin/nougyou/simin_noen/s_kaisetu/
(※2)農林水産省 「平成22年度 食料・農業・農村白書」より
 http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h22_h/trend/part1/chap2/c4_02_15.html
(※3)農林水産省 「6次産業化総合調査」より
 http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/rokujika/
(※4)全国新規就農相談センター 「農業法人等で就業体験(農業インターンシップ)とは?」
 https://www.be-farmer.jp/service/intern/about-intern/



※記載情報は取材当時のものです。
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