JA津軽みらい(青森県)

「やってみたい」を実現していくTAC久塚さん。その原動力とは?お聞きしました!

TACパワーアップ大会2015 「TAC表彰」受賞

 「生産振興」「生活者・実需者と結びつく取組み」を求める若手農業者のニーズに対応し、JA単独助成事業の立上げ、婚活応援イベントや県内外の各種商談会等への出展を行った。JA単独事業では、助成だけでなく各種サービスの条件を整え、担い手が求める内容を提案したことで、地域全体の生産振興に貢献した。また、生活者・実需者と結びつくため各種企画に積極的に携わり、若手農業者の声を反映する仕組みを確立したことが評価された。

前例のないことに挑戦したい!

JA津軽みらい 営農部 営農課 TAC 久塚 和さん

―どのような活動をされていますか?
 日々の訪問活動はもちろん、経営向上に向けたJA単独助成事業の創設・運営や婚活、商談会への出展などに取組んでいます。

―特に印象的だった取組みは?
 商談会への出展ですね。平成27年3月にJAグループ主催国産農畜産物商談会へ初めて出展したのですが、商談が成立したんですよ!「トマトジュースの試飲です」と差し出したら「えっ、青森県なのにトマト?美味しいね!」と驚かれました。そこは大手ホテルチェーンですが、その後改めて商談し、取引を始めることができました。今はトマトジュース以外にも様々な加工品もご提案しています。

―確かに、リンゴの産地・津軽地域でトマトとは意外性がありますね!
 リンゴはもちろんメインですが、他にも美味しくて良い農産物があることを知ってほしいですね。リンゴ生産にプラスしてトマト生産を始めるなど、新たな取組みをされる農家さんも増えていますよ。

―日々の訪問活動の対象農家さんもリンゴ農家さんが多いのですか?
 そうですね、7~8割はそうだと思います。当JA管内は6地区7市町村。TAC訪問対象の担い手は283経営体で、私含め3名のTACで訪問活動をしています。年齢は30代半ば~60代後半の方まで幅広く、50~60代の方が多いですね。

―訪問の際に心がけていることは?
 「自分に出来ることは何なのか」を考えて訪問しています。TACになり3年目ですが、営農以外に『経営に関わる話』など当初に比べ話す内容も増え、1経営体あたりの訪問時間が長くなりました。あと、農家さんから「お茶飲みに来い」と言われた時は嬉しかったですね!すぐ次の日に行ったら「本当に来たのか」と言われましたが(笑)、そのような関係性を築くことができ良かったです。

―今後の意気込みを教えてください!
 前例のないことに挑戦したいですね。商談会への出展やマルシェ開催など、やりたいことは沢山あります。それは「販路を広げたい」という農家さんの要望の実現でもあり、自分が取組みたいことでもあります。これからも農家さんの実感できる所得向上に向けて挑戦していきます!

販路拡大のために!

 全農では、全国の担い手農家からTACに寄せられる「販売力強化」に対する要望に応えるために、商談会やマルシェを開催しています。
 日頃訪問しているTACだからこそ知っているその地域の文化や担い手農家の思い、農産物のストーリーなどを、生活者や実需者へ伝えています。また、そこで頂いた意見は、次の訪問活動で担い手農家へフィードバックし、より良い農産物生産につなげています。

婚活!地域農業に貢献する取組みへの想い。

―ここでは婚活事業について詳しくお聞きします。具体的な取組状況について教えていただけますか?

久塚さん 「うちの息子に嫁を探してほしい!」「出会いの場を作ってほしい!」という要望に応える形で約4年前から始まり、これまで複数のカップルが成立しています。今回取材にご協力いただく植野利器さんは参加者のお一人です。

植野さん 私はリンゴ専業農家です。この地域は地力の高さもありリンゴ生産量が青森県下でも大変多く、一大産地となっています。JAとは、婚活事業をきっかけに話をするようになりました。

―ところで植野さんは、どのようなきっかけで婚活に参加されたのですか?

植野さん とある会合で当時のJAの理事の方に「参加してみたら?」とお誘いいただきました。そのあとJAの広報誌に出ていた案内を読み応募しました。これまで何度か参加していますが、久塚さんが婚活を担当されるようになってから色々変わりましたね。

久塚さん 成功率を上げるべく男性陣に対して「男磨きセミナー」を実施したり、事前検討会を行ったりしています。また、「自己紹介カード」を導入するなど円滑に会を進めるための工夫もしています。当初は運営の知識を増やすために県の婚活事業のお手伝いなどもしていました。
 あと、これはまだ提案段階ですが、当JAで取り扱っている農産物を使い参加女性に料理を振る舞いたいと思っています。今後は、出会いの場を作りながら農産物のPRにも繋げていきたいですね。

―最後に意気込みをお願いします!

植野さん この取組みは大変ありがたい。チャンスを活かして頑張りたいと思います!


前のページ | 次のページ

※記載情報は取材当時のものです。
※無断転用・転載・改変を禁止します。引用の際は、当社までご連絡ください。

↑ PAGE TOP